11歳から学資保険加入はできるのか

子供が生まれたらすぐ学資保険に加入させたほうがいいといわれていますが、さまざまな理由で加入を見送ってきた人は少なくありません。子供が将来大学に行きたいと言っている場合、入学に備えて11歳から加入することはできないのでしょうか。

加入が可能かどうか、加入するメリット・デメリット、加入可能な保険について紹介します。

加入は可能だが選択肢は少ない

11歳から学資保険に加入することは、できないわけではありません。ただし、選択肢はとても少ないです。理由のひとつに保険会社が加入可能時期を制限していることがあげられます。ほどんどの保険会社では、18歳満期の学資保険の場合、加入可能時期は0歳から6歳までです。

満期が20歳や22歳であれば、10歳、11歳の加入が可能となっています。

メリットとデメリットを理解して加入しよう

メリットとしては子供の教育費を効率よく貯蓄できることです。11歳からでも、ある程度の貯蓄があれば学費の支払いが楽になります。払い込み免除特約がついている学資保険なら、万が一親が死亡・高度障害で支払い不可能になったとしても、子供の学費は確保できるでしょう。

デメリットとしては支払額が高いことです。特に11歳から加入した場合、特約によって多少異なりますが、1万円から2万円前後かかることが珍しくありません。家計に大きな負担となりやすいです。

ソニー生命の学資保険スクエアは11歳まで可能

1型から3型までに分かれているソニー生命の学資保険の場合、11歳までなら18歳満期の2型保険に加入できます。

満期の学資金のみの支払いで、中学・高校の入学祝金は出ません。それ以上の年齢でも加入できなくはありませんが、20歳満期での受け取りとなり、18歳で大学入学費用がほしい場合は利用できないので注意してください。

損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険は補償が手厚い

損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険のこども保険は15歳まで加入可能です。祝い金がこまめに受け取れるタイプの保険で、死亡した折の保証金やお見舞金、養老年金を付帯させることもできます。手厚い保障ですが18歳の時に満額で返ってくるわけではないため、注意してください。

満期に受け取ることができる金額は自分で決められます。

フコク生命なら受け取り方を選べる

フコク生命の学資保険「みらいのつばさ」は、受け取り方を自分で選ぶことができます。

11歳でも加入可能で、月額1万5千円前後だった場合、受け取ることができる総額は200万円です。《関連リンク ... 加入者が語る!学資保険のメリット・デメリット ... gakusihokenn

中学・高校・成人式の祝い金と、大学の学費として受け取るステップ型、大学の学費として受け取るだけのジャンプ型に分かれています。兄弟がいる場合、2人目も加入する場合は保険料が割引になるため、保険料が払いやすいです。